Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

Detox

  昨日の続き。

最近やたら中華街で店頭で見かける商品の中に、『ヒマラヤ岩塩』というものがある。

 
  実際行動範囲が狭い自分は、このヒマラヤ岩塩は、ここ中華街とよく行く寿司屋でしか見たことがない。岩塩のブロックは、美しいピンク色をしており、なにかヒトを惹きつける美しい色合いである。
  以前よりこのヒマラヤ岩塩は相当気にはなっていた。とある店で使用方法を聞くと、部屋の浄化に使うのがいいのだとか。私は案外「気」やパワーストーン風水を気にする人間だから、こういう浄化アイテムも好きなのだが、このヒマラヤ岩塩を部屋の浄化に使うということに、なにか引っかかりを感じたのだ。それゆえに気にはなっていたが、購入までには至らず昨日まで過ごしていた。
 
  結論から言うと、ヒマラヤ岩塩は昨日購入してしまった。
 
例の、私が心酔しているパワーアイテムの販売店の店頭にも、ついにヒマラヤ岩塩が置かれ始めたからである。以前からこの店ではヒマラヤ岩塩で出来た椅子が置かれてあったのだが、ついに店頭販売も始めたようだ。
  不思議な事に、中華街では一つの店が新商品の販売を始めると、加速度的に店舗数が増える。なんだか、中華街の組合かなんかが率先してブームを作っているのではないかと常々感じているのだが、それでもこの店でも取り扱いを始めたのであれば、この小さなブロックが何かしらの効能が有るのだと直感的に感じたので、お店の方に使い方を聞く。
  料理にも使えるし、飾りのも使える。ただ、部屋の浄化には不向きだと。その理由は、塩なので、水分を吸ってベトベトになって行くし、部屋を浄化しようとすると、大量に必要になってくると。部屋の浄化という使用方法は現実的ではなく、お風呂に入れるのもよく、半身浴で保温効果と発汗作用がすごいと教えてもらった。
  ちょうど昨日は、朝起きた時から手足が凍るように冷たく、冷え性に慣れている自分ですら「異常事態宣言」を発令しなければいけない程身体が冷え切っていた。おりしも関東は朝から雪。そんな中中華街に出張ってきているのである。中華街をぶらついている時に、心が折れて、帰りには絶対に銭湯で温まっていこうと考えていた時である。
  これは絶妙なタイミング。初めてだから最初は試しに小さいのを購入するのがいいですよ、と教えてもらい、小さなブロックが3個程入ったものを購入した。
 
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  早速本日使用したのだが、これはなかなかいいですよ。以前と全く同じ温度、水量でお湯を張り、その中に岩塩のブロックを1つ投入。なかなか解けないので、貯めているときから入れるのがいいと教えてもらったので、岩塩を入れて「自動お湯張り」ボタンを押した。
  実際湯船に浸かって5分程度ぐらいから額に汗が滲み始め、15分程度経つと、もう汗だく。湯いつもは船で1時間程読書をするのだが、30分程浸かっていると汗が目に入って読書どころでは無くなってきた。その様子は、まるで自分の知り合いの某氏が火鍋を食べているときにかく汗のようだ。ホントにおぞましい。そのおぞましい異常なほどの汗も、自分の体内から毒素を排出していると思えば我慢はできる。
 かくして、お風呂から出て4時間程経つが未だにポカポカしている。冷え性などは過去の事のような身体ではある。恐るべきヒマラヤ岩塩。塩自体に保温、発汗作用があるということは知っていたが、それでもここまでとは思わなかった。これは数ヶ月ハマりそうな勢いなのだ。