Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

I'll treat you to dinner!

夕食をご馳走するよ

と言い、出歩いた夜の渋谷。そんな日に限って特に食べたいものはなかった。私の中で、渋谷で腹が減ったらとりあえずサムギョプサルに行くことにしている。

  渋谷にある「豚や」はサムギョプサルの名店だ。厚切り肉や、燻製やら、色々あるが、ここの冷凍されていない生のサムギョプサルのうまさは天下一品。一口頬張れば、口いっぱいに豚肉の甘みが広がり、そして柔らかい。アミエビや味噌をつけて食べると、また豚肉の甘みがひときわ引き立たせ、どれだけでも食えるのだ。

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  2時間ぐらいの食事の後、店外に出ると、そこは雨だった。
今まで晴れていたのに、急な冷たい雨に驚く。それはまるで普段の自分の悪行の天罰の様に思えた。傘を買おうか、いや、本当の短時間だけの間だし走ろうか、などと思案していたが、本日も同行していた某S氏が自分の分まで買ってくれた。
  傘を買ったファミマであわせて飲み物も買うことにした。色々と飲み物を物色していたが、そこで見慣れぬものを発見した!その容器はおしゃれな雑貨店で販売しているシャワージェルの様なパッケージ。そして見ていると色も鮮やかで、しかし着色料のような不自然な色ではなかった。これは美味しそうだ、自分の直感がそう言っている。よくよくパッケージを読んでみるとスムージーであった。価格もさることながら、果実の含有量も強気。これは飲んでみたい!
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  傘を買ってくれるという某S氏に、このスムージーも「おねだり」すると、二つ返事でオッケーが出た。おそらく一本だと思ってすぐに返事をしたと思うのだが、やはりこの手のしんしょうひんは全種類買って飲み比べないとわからない。そう、1本400円近くするのに、自分のは4種類全てを買い物カゴに入れたのである。
  コンビニからの帰り道、それは冷たい小雨が降り続けていた。小さなコンビニ袋に数本の飲み物しか入っていないのに、ずっしりと重みがあった。それはまるで数分の間に支払った某S氏のお金の重みを表しているかの様でもあった。
 
同行者;某S氏