Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

Just because.

ただなんとなく

 カムジャタンが無性に食べたくなった。ご存知だろうか、カムジャタン。 豚の背骨とじゃがいもを煮込んだ韓国の鍋料理のことである。もう手をベトベトにしながら豚の背骨に食らいつきたい。

 ということで、日本で一番うまいカムジャタンを出す店に本日出かけることにした。場所はもちろん新大久保。

 昼の12時。以前の新大久保といえば、休日のランチ時間ともいえば、道には歩く隙間が無いほど人がひしめき合い、どの店にも行列が出来ていることが当たり前であった。そんな話も過去のこと。本日の新大久保は、人は少なくは無いが、どこの店も待たずに入店できるぐらいだ。その状況を見るにつけ、あのブームは何だったのだろうかと考えてしまう。

 カムジャタンの前に、チキンも注文。韓国のフライドチキンは衣が特殊である。小麦粉でというよりかは片栗粉をまぶし揚げているかのようなカリカリ具合。このオーソドックスな唐揚げに、コチュジャンケチャップで作ったタレを絡めたチキンの2種類をハーフで注文した。

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そうそう、この甘辛いタレがくせになるのだ。衣はカリカリに揚げられているから、タレを絡めていても食感は損なわれていない。手に医者が手術時につける様な手袋をして思っきりむしゃぶりつく。

中からジュワーと肉汁が出て、外はカリカリ。それが甘辛いタレと渾然一体となって口の中に鶏肉の旨さが広がっていく。韓国人はこれにビールだが、自分の場合はコーラ。バクバクと食いながら、コーラをガバガバ飲んでいると、本日のメイン、カムジャタンが到着した。

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 でかい豚の背骨とじゃがいもが入れられた鍋は、見ているだけでよだれが出てくる。味は、韓国版のミネストローネ風。にんにくと唐辛子、そこにトマトが入っており、その酸味が非常に後味をさっぱりとさせ、箸を進めさせる。エゴマの粉でとろみが付いたスープを飲みながらじゃがいもと背骨を時には手で掴みながら頬張る。

 間違いなく肉食系男子の食事だ。この肉!肉!肉!の料理を男二人で胃袋に収めて行った。そして最後に、いい出汁が出たスープでビビンパを作ってもらう。

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これは麺のほうが合うかも。

最初に出されたおかずを載せて腹に収めた。

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同行者:某C氏

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