Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

I'm completely full.

満腹

  次の日。早稲田店を去る前に、某氏と今日の夜、そのオススメのソープランドコースを予約することを約束する。予約きぼうじかんは19時頃。果たして1部屋しかないあの部屋を予約できるのだろうかと心配していたのだが、案の定部屋空く最短が21時30分とのことだったので、その時間に予約を入れた。

  店に着くと、部屋の清掃をしているので22時頃になるということで、監獄の部屋でしばらく待つことに。なんか監獄部屋もかなり精巧に作られており驚いてしまったが、その目的の部屋もまさしくビデオで見たようなソープランドの個室、そのままであった。

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(許可は取ってます)

  これ程高粘度のローションが気持ちいいとは思わなかった。テレビで見る様に全身をローションまみれにし遊んでいると、本当にすぐに滑ってしまう。これ程摩擦力を0に近づけるローションに改めて感心してしまったのだ。ただ楽しい遊びの後片付けは、幼い頃の泥遊びの後片付けの様に何処か切なく、そして面倒だ。

  身体にまとわりついた大量のローションを洗い落とすために何度も身体をボディーソープで洗い流す。それでもなかなか落ちないローションに、短時間の情事がどれほどまでにいやらしかったのか思い起こされた。

  綺麗にローションを洗い流し、自宅に帰ろうとしたが、面倒になってしまった。それにすでに時刻は12時前後。流石に腹も減ったし疲れたので、このまま某氏と早稲田に移動し宿泊することにした。

 その途中久しぶりに新宿の中華料理店、中華エイトに立ち寄る。

  空芯菜に辣子鶏、炒飯、そして羊肉串などをたらふく食う。某氏は関東に来て以来ずっとコンビニ弁当中心らしく、そして日頃食べない本場の中華料理に満足して頂いた様だ。そういう所にもこちらの嬉しさが高まる。

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絶妙の塩加減!蒜溶空芯菜
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この脂がたまらなくうまい羊肉串
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これは日本生まれの中華っぽい炒飯
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そして辣子鶏!
  其の後、伊勢丹本館の横を歩く。折しも土曜の夜である。すでに地下鉄の終電の時刻はとうに過ぎ去っているのに、まだまだ道を歩く人が絶えずいた。其の中をタクシーを捕まえて帰路についたのである。
  その翌日、この2日間を共にした某氏とのお別れ。そこはかとない淋しさが自分の心の中に生まれる。それはまるで昨夜食べた辣子鶏の味の様にピリッと心に何かが突き刺さったかのようでもあったのである。