Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

Do you really think so?

本当にそう思ってんの?

  いや〜、新年ですね〜。

  昨日まで、新年を迎える雰囲気がしない、とあれ程書いていたのにゲンキンな奴だと思われた方、まさしくそうです!人は雰囲気に呑まれてしまうもの、全く実感がなくとも、新年的な行動をしていると、にわかに新年だと思うのです!そういうことで、本日は新年会のお話。

  昨日のブログを底冷えのするマクドで書き終えて、クソ寒い中待ち合わせ場所に向かった。時間は1時過ぎ、もうすっかり深夜であるはずなのに、街中が賑やかなのは、早くも初詣に出かける人たちだろう。ちなみに自分には日時が変わった頃に初詣に出かける習慣は無い。どこもかしこも人だらけで、そんな騒ぎの中でお詣りなどしたくないし、そもそも寒い中で徐々に進む列に並びたくもない。

  それが嘘偽りの無い理由だ。しかし、列に並びたくない、などと知り合いに言うとただでさえ外面が悪いのに、さらにそんな理由を言ってしまえば、呆れられて誰からも相手にされないかもしれない。だから、もっともらしい理由を言っているのである。つまり、神社へお詣りにいく時間は、早朝の、人の少ない神社一体がもっとも澄んだ時間帯がベストだと。そして後に、人が多いとそれだけ邪気が集まるから、避けた方がいい、と続けるのである。大抵の人はこのもっともらしい理由を信じて、ウラの理由にまで気づかないのだ。

  さて、話を戻す。やはり新年気分を出すには、新年会に参加することだ。ということで、深夜1時のクソ寒い道を歩いているわけであるが、集合場所に到着すると、旧友たちが既に集まっており、私の合流をもって、本日の食事場所に入店することになった。

  くどい様であるが、時は大晦日過ぎの深夜1時。流石にまともな店は閉店している場所で、チェーンの居酒屋ぐらいしか空いていない。チェーン店ですら大晦日ということもあり、営業時間を短縮している店が多い。そんな中必死で探した、豚しゃぶのお店に入る。

  店内はとても暖かい。しつこいが、外は凍える様に寒いのだ。防寒には最強だと思っているカナダグースのダウンを着ていても容赦無く寒気が襲ってくる。そんな中で、店内に立ち込める湯気と暖房の暖かさにホッとした。

  そこから4時間。ひたすら豚しゃぶを食べる。

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  ちなみに、和食の豚しゃぶである。世間では私の中華好きはつとに有名であるが、毎日火鍋やサムギョプサルを食べているわけではない。確かにアジアン料理は大好きだし、よく食べていることは否定しない。しかし流石の私でも和食を食べたいと思うこともあるのだ。

  店を出てもまだまだ外は暗かった。ただ、その中でも東側は少し明るくなって来ており、今日の天気が快晴であることを思わせていた。そんな中自宅に戻り、シャワーで一年間の汚れを落としたのちに就寝した。

  目が覚めると、既に夕方。そう私はお雑煮もおせちも食べずに、元日の大部分を寝て過ごしたのである。まぁ、これまた私にはお雑煮やおせちを食べる習慣は無いので、特段気にはならないのだが・・・。

  元日の夜は、買ってきたすき焼き用の肉で焼肉をする。年に一度だけ、めちゃくちゃ高いすき焼き用の肉をサッと焼いた状態で食べる。これがまた美味い。肉はすき焼き用のものでなければいけない。それを箸で掴み口に頬張ると、焼肉用の肉とは異なった食感で美味しいのだ。

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  どこまでも柔らかく、肉本来の脂の旨味を感じながら購入した1kgの肉を食べ尽くした。そしてこのブログを書いているのだが、あらためて昨日夜から本日までの行動を思い返すと、次の二言の尽きる。

  「寝て、肉を食った」一日であった、と。そしてそんな普段は絶対に許されない事が出来るのも、また新年なのである。