一息つく際のお伴は
自分は告白するが「水筒男子」である。
別にエコ意識が高い、とか自分で入れたお茶しか飲まない、などというこだわりを持った人種でもない。ただ一つ、熱いものは熱いまま、冷たいものは冷たいまま、ヌルくならずに飲みたいのだ。
さてさて、先日、セブンイレブンに行くと、大々的に新商品の販促がされていた。それは以前にネスレのバリスタが大々的に販売されていたのと似ている。なんかまた数カ月で売場から撤去されるんだろうな、と思いつつ眺めていた。
その名も【マイボトルドリンク drop】
価格はコンビニにしては高価な1980円！
なのに自分が妙に気になったのは、自分でポーションを選びミネラルウォーターを入れるというちょっとした手間と、そのカップ部分の開発がサーモスで、保冷・保温機能がバツグンだということ。
そしてポーションも結構な種類があって、毎日色々なドリンクを飲めると、思ってしまったのだ。それを使っている自分を想像してしまうと、もうダメだ。欲しくなってしまう、というか、買ってしまった。。。
肝心の味は、お茶系、特に烏龍茶とジャスミンティーはうまい。烏龍茶はほんのりと桃の香りがしてペットボトルの烏龍茶と違う。一方、コーヒーは、2種類ほどあるが、なんか中途半端な感じ。缶コーヒーに比べれば確かに美味しいが、同じセブンイレブンで販売しているドリップコーヒーの方がうまい。まぁ、価格的にポーションが90円、セブンイレブンのドリップコーヒーが180円だから、当たり前のことなんだけど、コップまで準備して自分でポーションをドロップして水を入れるという手間を考えればもう少し味を考えた方がイイと感じた。
後は形状。おそらく企画段階で、一緒に外出することは考えられていない。というのも、大きさは250mlという大きさ、取っ手付き（この取っ手がポーションを押し出すのに使う）なので、かなりかさばる。蓋が付いているが、これは持ち歩くというよりか、転かしてもデスクの上が水浸しにならない為だと思う。
そもそも、もしこれを持ち歩いて、喉が渇いた際に使うように企画されているのであれば、250mlという微妙な容量にしないだろう。コンビニで売られているミネラルウォーターの大部分は500mlなのだから。もちろんハンドル部分もカバン内で相当邪魔になる。
自宅で仕事中に一息時や、テレビを見ながら、とかの時には、手軽に色々なドリンクを飲めるのはいいかもしれない。サーモスの保温機能はやはり抜群にいいし、お茶系のポーションもうまいのだから。言い換えれば、ただそれだけの商品でもあった。
買ってしまった手前、当分は使用するが、すぐに飽きてしまいそうだ。今後のポーションの開発力に期待しよう。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/drop/
