Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

食事会

  久しぶりに韓国人の友人と食事会をした。

以前は結構頻繁に食事会をしていたんだけど、お互い仕事が忙しくて、すれ違ってばっかりいた。ようやく予定があったのは2週間前の日曜日だったんだけど、予定が会わない時は悉く会わない様で、土曜日と日曜日を取り違っており、そのまま流れた。
  そして、その代わりとして本日になったのだけれど、決まる時はスンナリと決まるもので、決定したのがその前日。だから人間の「縁」というものは面白い。
  さて、一緒に食べたのは、タイ料理。なんか最近タイ料理ばっかり、それも同じ店の同じメニューばかり食べている気がするのだが、美味しいので仕方がない。本日もまた新大久保にあるソムオーに行く。
  ここのお店を自分が気に入っている理由は、何と言っても本場タイの味がベースで、変に日本人アレンジが入っていないところ。だけれども、辛さや酸っぱさは適度に緩和されていて、日本人の口にも馴染みやすい。
  結構タイ料理店はここ数年で爆発的に増えた気がするが、【本場タイの味】と【日本人の口にも合う】の間で微妙なバランスを保っている店は少ないように思える。
 
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最初のサラダとして、ソムタムタイを注文。タイでは青い硬いままのパパイアをサラダとして食べる。干しエビ、インゲン、ピーナッツを激辛のドレッシングで和えただけなのに、美味い。そして後から唐辛子の辛さがガッツリとくる。若干酸っぱくて、辛いのがまたクセになる。
 
額からじっとりと汗が出てくる頃になって、スープが到着。
 
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  トムカーガイは、鳥肉をココナッツミルクとレモングラスで煮込んだスープ。ココナッツミルクの甘さと鳥肉から出た脂がコッテリと、だけどレモングラスの優しい酸っぱさでクドくなく食べられるスープだ。
  ソムタムのパンチのある味でノックアウト気味だった口にこの優しい味は嬉しい。鳥肉やしめじと共に煮込まれたレモングラスの硬い部分を上手く分けながらバクバクと食べる。
 
スープがなくなる頃になって、メインの
 
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カーウパッカパーオガイが届く。鳥肉のバジル炒めライスとも訳されるこの料理は、日本のタイ料理の定番メニューだ。日本では半熟の卵が出てくることが多いが、ここのは本場と同様揚げ焼き状態の目玉焼きがのっている。この料理には、揚げ焼きの目玉焼きがよく合うと自分には思う。少しずつ米と混ぜて食べるよりも、最初に一気に混ぜて食べた方が美味しい。そして、全て混ぜてもカリッと揚げ焼きされた目玉焼きは周りの味に消される事もなく、ちゃんと卵の味がするからだ。若干辛め、濃い味付けが食欲をそそる。米と混ぜて食べても十分薄くなることもなくて美味しい。
 
そのあと、定番のカレーを食べ、最後に
 
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プーケット焼きそばを注文した。これはタイではなんていうか名前の料理なのか知らないが、ここ、ソムオーでは、プーケット焼きそばという名前で呼ばれている。面は、よくある細麺でもビーフンでもなく、モチモチとした太麺。そこにココナッツミルクとソースで味付けしており、具は、たくあん・厚揚げ・エビ・卵焼きだ。別にもやしとレモンが添えられており、食べる時にレモンを絞って、もやしを加えて食べる。こちらもコッテリとした味だが、ソースの味がそんなに濃くもないので、たっぷり食べた後でも食べられた。
 
  久しぶりに会ったこともあって、会話も弾み、料理と共にすごく充実した一日であった。
 
 
同行者;某C氏