Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

病の話

 本日は病の話。

 今年はなぜだか病気がちだ。まず、年明けにお尻に「粉瘤」を発症し、もう座っても痛い、寝ても痛い、そして歩く時のジーンズが擦れるだけで痛い。もうさすがに我慢できなくなってきて、皮膚科の女医さんに診察してもらった。その場で、注射器3本分の膿を出し、その後の空洞にガーゼを詰めるという拷問に1週間耐えた。

 夏場には2週間連続、週末に高熱を伴う風邪になり、喉は痛く、声は枯れ、フラフラしながらも仕事をしていた・・・。

そしてようやく落ち着いたと思ったら、無性にからだがかゆい。よく見てみると、全然気づかなかったのだが、何やら赤〜赤紫の若干大きめのおできがあるのに気づく。

ここまで全く気づかなかった自分にもあきれたが、ニキビでは無さそうで、ただ痒いだけ。それも時々痒くなるだけで、普段は少し大きめの「おでき」の様なのだ。

さすがにこちらも気になり始めたので、粉瘤以降、自分が「イボの先生」と呼んでいる、例の女医さんに診察して貰った。

 

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 診断結果は「肥厚性瘢痕」。なんかケロイドっぽいが、正確にはケロイドでは無いらしい。傷があって、修復する際に過剰に皮膚が生成されて、ミミズ腫れの状態が長期間続く皮膚疾患のことらしい。自分の小さい瘢痕ですら、気になり始めたら、結構気になるのに、ネットで見ていると気の毒になる様な瘢痕に悩まされている人も結構居る。

(見た目がグロテスクなので、気になる方は「肥厚性瘢痕」でググって見て下さい。)

 さて、診断後に処方されたのが、「アンティべート」という塗り薬。

 

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やはり、皮膚疾患にはステロイド外用薬が有効のようで、まずはこの塗り薬で様子を見ることになった。

 たしかに痒みは無くなった。ただ瘢痕自体、全く消える気配が無いので、薬が無くなり再診した時に、どうしてもこの瘢痕自体を消したい旨を伝えた。

 

そうすると、もう1ランク強いステロイドを処方してくれた。それが、

 

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「デルモベート軟膏」。いやはや、こちらの薬は良くきく。

まだ皮膚が赤色のままだが、膨らんで「おでき」の様になっていたものが少しずつ治ってきた。ただ薬自体が強いようで、最初何も考えずにバンバン塗っていたので、正常な皮膚の部分に集中的にニキビが出始めた。今は瘢痕部分にだけ、少量付けるようになったから出なくなったが、そういえばステロイドの副作用は良く聞く。

 幸運なことに自分にはアトピー性の皮膚炎は無いが、アトピーの人たちがステロイドを使用しない医師を必死に探しているともいう。やはり、ステロイド軟膏は良く聞くが、その反面怖いとも感じた。