Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

思わず感動した音楽

 そういえば、本日はFNS音楽祭の日だった。もうすぐ年も終わるのかと思うと、時間が経つ速度にゾッとしてしまう。この音楽祭、80年代アイドルと現在アイドルがコラボするとか、兄弟コラボとか、小室哲哉華原朋美のデュエットとか、なかなか興味深いプログラムの様である。

 さて本日の本題は、最近flumpoolと『おしん』のテーマ曲を歌って日本での認知度が高まった、台湾のバンド【五月天】(Mayday)の話。

 認知度が高まったせいか、突然五月天のベストアルバムが発売されていた。で、自分も久しぶりに聴いてみたいと思って思わず買ったのだが、その中の一曲『乾杯』を聞いていると、自然と涙が流れてきた。不覚にも感動したのである。

Hi_HD_我們的音樂故事- 五月天- 乾杯- YouTube

 

特に感動した部分は、

會不會 有一天 時間真的能倒退
退回 你的我的 回不去的 悠悠的歲月
也許會 有一天 世界真的有終點

 

也要和你舉起回憶釀的甜 和你再乾一杯

この部分。

(Fitzgerald的日本語訳)

もしいつか時間を本当に巻き戻すことが出来たなら、

君の、そして僕の、あの長い年月に戻ることが出来るのなら

もしかしたら、それはもう世界の終わりなのかもしれない。

そして君と一緒に成熟した思い出を想い出し

もう一度乾杯しないとね。

そして、

成熟就是 幻想幻滅 一場磨鍊

 

為什麼 只有夢想 越磨越小 小到不見

この部分。

(Fitzgerald的日本語訳)

大人になるということは、結局、幻想を抱き、その幻想に幻滅する。

その鍛錬の繰り返し。

どうして夢だけは磨けば磨くほどに小さくなって、見えなくなるほど小さくなってしまうのか。

おそらく五月天は台湾でも最も成功したバンドの一組だろう。その彼らですら、このような感情を抱く事に少しの驚きと、そして安心をしたのだ。