Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

中華茶房8

あの北京ダック以来、この24時間営業の中華料理店にはまってしまった。時々自分は中国人ではないかと思うぐらい、中華料理ばっかり食っている。我ながら呆れてしまうが、それでも毎日腹が減ると無性に食いたくなるのである。

さて、本日はランチを食いに行く。先日の夜間営業ほど客は多く無いが、それでもランチ客が疎らに座っており、適度に流行っている様である。

エレベーターのドアが開くと直ぐに店内、そしてエレベーターを降りると、もうそこに円卓がある。その円卓、もし「麻薬犬」ならぬ「ゲイ判別犬」がいれば吠えるであろう集団が既に長丁場の会話を楽しんでいた。そのキャラの濃さに改めて新宿である事を実感したのだ。

さてさて、本日注文した料理は、魚と豆腐の醤油煮。

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中華料理では「焼く」という概念が存在しないということを聞いたことがある。その理由は、「焼く」ということが「死」をイメージするからだという。事実、炒める事はあっても、焼く料理は自分が知る限り無いのだ。そして結構な頻度で、魚料理を注文すると、その下処理として高温の油でまずは魚を揚げている。おそらくは魚の臭みを取ったり、取り損ねた鱗を処理するためなのではないかと自分は思っているが、この料理も油で揚げられたあと、甘辛いタレで煮込まれていた。

外はパリパリ、魚の身はホロホロとして、そしてタレと絡めると非常に旨かった。水餃子や塩鶏なども注文したが、全て食いつくす事が出来た。

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そしてお会計の場所に行くと、一角に怪しげに輝いている場所があった。気になってのぞき込んでみると、これまた新宿だと実感でたのである。

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