Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

週末旅行( 2 )

奥日光からいろは坂を下り1時間30分程度で本日の宿、「鬼怒川御苑」に到着した。

この旅館に決めたのは、過去に数回泊まった事があり、鬼怒川でも一際大きく、そして鬼怒川の音が部屋から聞こえるのも魅力的だったからだ。昨今の旅館事情と同じように、この御苑も既に経営者が変わっており、現在は大江戸温泉が経営しているようである。ただ内装は殆どいじられておらず、部屋に入るとい草の良い臭いがし、清潔感があった。すぐさま浴衣に着替え、温泉に浸かる。

ここまで、温泉、温泉、と言っておいて申し訳ないが、自分は普段から湯船に浸かるという習慣がない。なので5分ほどで体中が熱くなり、逆上せそうになってきたので、早々に退散。

ここの名物は、夕食と朝食のバイキング。それも中途半端なメニューではなく、非常に充実かつ旨いと評判の多種多様なバイキングなのだ。フロントでは19:15より会場に入場出来るとの事だったので、部屋で何をするでもなく、ただボーッとして時間を過ごした。

腹がはち切れんばかりに食べ、部屋に戻ると既に布団が引かれていた。布団に横たわりながらテレビを見ていると、知らない間に寝てしまっており、その日はそのまま就寝。

翌日の起床は3:30。これを起床か否かはともかくとして、起きたあとにダラダラしていると、知らない間にまた寝てしまっていた。気づいたら6時。

早々に朝風呂に入り、その後朝食バイキングを食べる。本日も、昨日に増しての、土砂降りの雨。確かに雨の日光も美しい。新緑はより輝きを増し、そこに浮かぶ朱は太陽の光に照らされているよりも美しいのかもしれない。ただ本日の自分たちには、どうしても晴れてもらわなくてはいけない事が有ったのである。

それは今回の日光での一大イベントでもあるのであるが、着物に着替えての日光探索。着物などという服装は、真冬や真夏には出来ない。この時期が最も過ごしやすいのであるが、それが雨の中という事になると、移動がより一層面倒ではある。

いまさらキャンセルは出来ないし、色々と悩んではみたが、当初の予定通り、鬼怒川から日光に移動しレンタル着物店の門をくぐったのである。