Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

食事会

なんか最近、毎週末この店で食事をしている気がする。

あの土砂降りの日もこの店に居たし、翌週も居た。もう最近ではここの店の店員さんとも顔なじみ、自分の顔をみると「今日もお仕事?」と言われる始末。まぁ、自分は仕事ではないんだけど、面倒なのでここは仕事だと言っておく。

地味な自分が店員に顔を覚えられるということは相当通っている。まぁ毎週末の様に火鍋を食べに来る人なんて、現地でもそうそう居ないだろうし、ましてや日本で、この小さな看板目当てに通ってくる人ともなれば、皆無だろう。

私たちが行く時間は、決まって22:30頃。週末にもかかわらず、この時間にもなると店舗には人影は無く、逆にお客さんが1組でも居ると、今日は流行っているなぁなどと失礼な事を思ってしまう。

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そう、昨日行った店は東新宿にある火鍋専門店「麻辣TAN」である。自分は日本で火鍋を食べる時は必ずこの店にいく。昨今、火鍋がかなり日本でも普及していて、色々な店でも提供しているが、どの店でも満足出来なかった。当然に日本でも鍋の文化があり、その鍋の文化の延長上に火鍋が位置づけられているものだから、火鍋で鉄板の具である「ハム」とか「餃子」とか「イカ団子」などが無く、どうしても火鍋を食べた気にならないのである。言ってみれば「火鍋もどき」を食べただけ。

さてさて現地中国の火鍋のメッカといえば重慶。ここ重慶では、夏は平均40度前後という気温の中、激しいときは48度にもなるという気象条件の中、夏ばて予防の為にこの火鍋がよく食べられる。辛いスープと白湯スープの2種類。辛いスープの鍋で、体の余分な水分を発散させて夏ばて予防をするということらしい。

自分に関していえば、とくに体調管理をしている訳でもなく、健康オタクでもないのでそういったことより、ただただ「旨い」から行くだけである。

本日もまずは、基本メニューに豚肉と餃子、中華ハムとイカ団子を追加。後は鍋にぶっ込めばいいだけである。すごく楽なのだ。ただ唯一といっていいポイントは、野菜は麻辣スープではなく白湯スープにだけいれること。野菜が辛いスープを吸って、もう劇辛、気管支を直撃する辛さで悶えることになる。

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そして煮上がったら、ごま油+ニンニクのタレにつけて食べる。自分のお勧めはごまニンニク油とごまダレをミックスしたタレで食べる。これが非常に旨くて最高なのだ。

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かくして本日も体臭を中国人に変装し、真夜中の東新宿から帰宅したのであった。

同行者:某A氏