Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

I'm looking at it on the train now, it's hard to contain laughter.

今、電車に乗っている最中なんだけど、笑を堪えるのに必死です。

羽田空港から新宿に向かってる最中の京急線での出来事。座席に座った途端、乗車口を挟んだ隣側から「どちらへ向かわれるのですか」という質問。

普段であればともかく、こんな時期であるので、空港からの目的地へまでの乗換えを聞かれるのかと応対しおうか悩んだ。

「品川ですか?」とまた尋ねられる。自分が「ええ、そっち方面です」というと、「わかった!成田空港でしょ?」と矢継ぎ早に尋ねられ、そこでちょっと変だなぁとようやくわかったのだ。

わかってからは「そういうの結構なんで」といい、完全無視を決め込む。

そうこうしているうちに、今度は座席の隣に座っている家族に同様の質問を開始した。当の家族は当初こそ真面目に対応していたが、だんだんとその人が醸し出す雰囲気に困惑し始めた。

そして、ある意味芸術芸であるのだが、駅が近づき車内放送が入る前に、車内放送と一分違わず車内放送を再現するのである。例えば、「次は京急蒲田京急蒲田です。京急蒲田の次は品川に止まります」という放送を車内放送が入る前にその人が大声で言うのだ。自分たちが乗っている車両だけは、オフィシャルな放送に他に、その人の放送も聞けるという算段。

そして、ドアが開く。

あらたに乗車してきた人には、私がされた質問と同様の「どちらまで行かれるのですか?」と尋ねる。全くもって忙しい人である。わたしはその一部始終をずっと観察していたのだが、十中八九引っかかる。電車に乗り、座る場所を探し、座った瞬間に言われるものだから、考える暇もなく対応をしてしまう。そして一度対応をしたら最後、ひたすらどこに行くのかを聞かれるハメになる。それを朝から観察して、もう笑を堪えるのに必死であったのだ。

さて話は前後するが、早朝になぜ私が羽田空港にいたのかを説明しておく。

昨日まで実家に帰っており、そこで墓参りに行ったり、年賀状を書いたりして2日過ごした。今日からバケーションに出かけるために成田空港に向かう道すがら、新宿に寄るのである。時は朝の5時、妹に文句をブツブツ言われる拷問を我慢して空港まで送迎してもらう。

朝8時の羽田便しか空席がなくこの時間の出発になってしまった。成田空港は18時の便。大体16時につけばいいから、それまでの間は暇である。というか、時間空きすぎなのだ。ということで、機内の朝食。

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けんちん汁風味の煮麺と和惣菜

このクソ寒い中、新宿の街を暇つぶしにぶらつく事にする。