Fitzgeraldの日常

通訳案内士資格保有の貿易業の日常を書き綴っております。

Bangkok (1)Arrival

 年末が押し迫った12月30日、わたしは日本の玄関口ともいうべき成田空港にいた。本日の目的地はバンコク、そうこの寒い日本を飛び出して年末年始を常夏の国タイで過ごそうと考えたのだ。今年のカレンダーの並びも、そして年末年始のバンコクは乾季だということも、その考えを後押しさせる。

 年末年始の出国ラッシュが過ぎ去ったが、成田空港は何時もよりも混雑しているように思える。まずはモバイルルーターの契約、手荷物預け入れ、そして出国手続きへと進む。私が空港内で何も買い物をしない理由、それはその時間かなりの空腹状態で一刻も早く何かを口に入れたかったからだ。

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 目的のラウンジは全日空ラウンジ。様々な航空会社のラウンジがあるが、やはり食べ物の質は日系航空会社が一番だ。ANAラウンジはうどんからカレー、そして軽食までも準備されていて、わざわざ金を出さなくても十分に満腹になるのだ。私がラウンジが好きな理由、それはただ飯が食えるという、セコイ考えだけなのである。
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 さて、満腹になった後喫煙者がすることといえば、喫煙ブースに閉じこもる事だ。「喫煙篭り」は特に長中距離感になればなるほど、搭乗時刻直前まで篭る。優先搭乗よりもニコチン摂取の方が我々にとっては重要なのだ。

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搭乗時刻に搭乗口に向かうと、相当な人だかり。国籍様々な人々が搭乗口に群がってる。自分たちが過ごしやすいようにタコ足配線をし、携帯を充電してる人から、床に寝てる人まで、まるで動物園のような搭乗口で有った。そもそも日本からバンコクに向けて飛ぶ人々がこんなに多かったのかと驚いたのである。
 飛行機に乗ること6時間あまり。本日の機内食ベジタリアンヒンズーミールを選択。

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やっぱり肉がなく、豆類ばかりで米を食べるのは拷問に近い体験ではあった。
ようやくバンコクスワンナプーム空港へ到着した。出発時は明るかったのに、もうすでに夜の11時、しかも時差が2時間あるので日本時間では明けて深夜1時であった。わたしは異国の、それも夜の空港に降り立つのが好きだ。
 バンコクの、あのムッとした熱気と、色々な香菜・スパイスの入り混じった匂いが、空港掲示板のネオンと街路灯、空港のライトとが渾然一体となって独特な雰囲気を醸し出している。

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 喫煙ブースでボケーっとしていると12時ちかく。すでにエアポートリンクは終電をとっくに過ぎておりタクシーでホテルに向かうことにする。空港で捕まえたタクシーは良心的で、ちゃんとメーターは稼働し、これからの滞在場所、ナナ駅付近まで300バーツほどで到着した。運転はタイの標準的な運転でボロ車なのに140kmだすわ、ガソリンはエンプティーランプは点滅しているわ、急ブレーキはするわ、で大概ではあったが。

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かくして、本日からの宿泊地に到着。ホテル滞在に必要な水やアメニティをコンビニで調達し本日は就寝することにした。現地時間2時、日本時間では4時なのに、翌朝はなんと5時30分ごろの起床なのだ。

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